2017年12月5日火曜日

みぎわ館通信 2017年11月26日 第275号

寮体験プログラム参加者の感想パート2☆

 

 私の想像していた寮のイメージは、騒がしくて静かな時間は寝るときだけ、ということでした。しかし、実際は、自由時間やご飯の時間以外を静かに過ごすことが多くて驚きました。静かに過ごすと言っても、廊下では挨拶を活発に交わすこともあり、メリハリがあると感じました。
 私は今まで、学校で先輩と会う時には、会釈で済ませてしまうことが多かったけど、寮体験を通して、あまり話したことのない先輩や同じ学年の仲間に、勇気を出して挨拶をする習慣が身につけられたと思います。
 そして何より、通学にかかっていた2時間余りの時間を有意義に過ごすことが出来てよかったと思いました。毎日帰ると、通学に疲れて携帯をいじってダラダラと過ごしてしまうことがほとんどでした。自習はテスト前くらいしかしていませんでしたが、寮に来て、今まで通学にかかっていた時間を自習や掃除の時間にあてることができました。
 また、寮ではすることがたくさんあるし、近くの部屋へ行けば友達と話せて、暇になる時間がないので、スマホが無くても大丈夫で、今までスマホに費やしていた時間がどれだけ無駄だったかに気付き、とても後悔しました。今回の体験をこれからは思い出して、スマホを使う時間を減らして自習など他の事のために時間を有意義に使いたいと思いました。(1年 K.A)

 

 私にとってずっとあこがれで楽しみだった寮体験が始まった。最初は分からない事だらけ。挨拶もどんな時にどんな挨拶をしたらいいのか分からずてんやわんや。でも、そんな日々はあっという間に過ぎ去った。

1126_mi02 寮では、先輩へ対する言葉遣いをたくさん学んだ。自分は普段の言葉遣いが乱暴な時があるので、寮生活だけで無く普段の生活の中に取り入れて、これからは、今まで自分が直したくても直せなかった言葉遣いを直していこうと思った。寮では、普段家に居たら自分ではあまりやらないことも自分でやらなければいけなかった。「家でもやろうかな。」と思った。寮体験は日々学ぶことが多く、普段よりも挨拶や様々な事がとっても楽しく、気持ちのよいことだと気づかされた期間であった。もっともっとこの寮でずっと過ごしたいと思う気持ちでいっぱいだった。朝夕のご飯も、学校で寮の先輩達に挨拶することも、朝の掃除やお風呂掃除も毎日が充実していた。
 寮で生活していると、先輩達とたくさんお話をすることができるし、そこから仲良くなることができた。寮生は羨ましいと思った。女子寮合同行事では、めぐみ館の先輩達ともお話しすることができて嬉しかった。5泊6日の貴重な体験は、私にとって敬和生活の一つの思い出になったし、宝になった。約1週間の幸せな時間をありがとうございました。(1年 S.A)

 

 

 

11月10日(土)にオープンスクールが行われました!

 「先生、寮案内ってどうやってしたらいいんですか?」と、にこにこしながらある1年生と2年生が話をしに来ました。たくさんの中学生が来てくれた11月のオープンスクール。今年も、多くの寮生がお手伝いをしてくれました。駐車場や学校の案内の他に、寮生は寮見学の案内を任されます。後輩になるかもしれない中学生に出会えるこの時間は、案内を担当する生徒達にとっては、どきどき、わくわくする時間です。
 今年は二人のみぎわっ子が寮案内を任されました。前日に事務室で当日のシュミレーションを行いました。教えてくれたのは、何度も寮案内をしたことがある3年生の先輩でした。まずは、1階を案内してから居室を案内するんだよ、とか、寮生活って楽しいよ!ということを伝えて欲しいと教わった二人のみぎわっ子。当日は緊張しながらも、一つひとつ丁寧に寮の中を案内してくれました。中学生や保護者の方から急に質問をされても笑顔で受け答えをしてくれた姿はさすがだと思いました。
 1年生の生徒は、「オープンスクールの労作をずっとやりたかったんです!」と言っていました。入試の日に、先輩達が案内してくれた姿にあこがれたのだそうです。緊張していた自分に、笑顔で接してくれた先輩の姿を見て、自分も中学生の案内をやりたいと思ったとのこと。今回、案内をしてもらった中学生からみぎわ館に入寮する子がいるかもしれないと思うと、とっても楽しみです!(小林)

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3年生ピアエデュケーションを行いました!

 11月21日(火)、友愛館で医療福祉大学の学生さんたちによるピアエデュケーションが行われました。「ピア」とは「仲間」という意味。同世代の仲間同士で教え合い、学び合う教育をのぞみ寮では大切にしています。今回は、妊娠から出産までの道筋を改めて学び、自分が生まれてきたということが、どれだけすごい奇跡であるかを共に感じ考えるひと時となりました。小さな命が日々大きく成長していくことを、同世代の学生さんたちから学ぶことは、また普段の授業とは違ってリラックスしながら、楽しい時間となりました。
 現在産休育休中の小黒先生と、昨年まで大望館の先生だった堀越先生の赤ちゃん2人がゲストに来てくれました。学校の家庭科でも、赤ちゃんとのふれあい体験がありますが、寮生は寮でも学びの時が与えられました。学びの多い時間となったことに感謝いたします。

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