2017年9月15日金曜日

光風館通信 2017年9月13日 第498号

< 2年生合宿〜漫画専用本棚の作成・冷蔵庫の移動・館内美化〜 >

0913_ko01 夏休み明け帰寮日の前日である8月23日(水)“2年生合宿”を行いました。2年生合宿では、2年生の49回生が労作を通して協力しお互いの良さを見つけたり、「これからどんな寮にしていきたいか?」というミーティングを行ったりします。
 この日の労作は、“漫画専用本棚の作成・冷蔵庫の移動・館内美化”をしました。“漫画専用本棚”は一昨年度にも作りましたが、寮生が本を寄付してくれたり、買い足したりしているので、本が収まりきらず溢れかえっている状況になっているため、新しく作りました。しかし、ペンキ塗りで少しムラが出来てしまって塗り直すので、完成にはもう少しかかりそうです……。楽しみに待っていてください!!
 また、2年生はこの日だけでなく、委員会決めや世代交代に向けてテーマ決めのミーティングを重ねています。その真剣な雰囲気を感じて、これからどんな光風館になっていくのか、彼らの姿を見て頼もしくなります。光風館に新しい風を送り込んでくれること、期待しています!!(片岡)

 

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< 礼拝のお話 >

「全力になれる経験」   K.S(3年・石川県加賀市出身)

 今日は僕がラグビー部へ入部して、感じたことを伝えたいと思います。僕はラグビー部に入る前、テニス部に入っていました、テニス部の時は、ほぼ練習に行かなくて、試合の日になったら会場へ行き、試合をする。地区予選で勝ったら、県大会に向けた練習をする。県大会に行ったら負けてしまい、またそこから練習に行かなくなる、その繰り返しでした。しかし、最後の公式戦で負けた時に「俺はなぜ今まで練習しなかったんだろう。もっと真面目にやっていれば、もうちょっと勝てたんじゃないか」という後悔がありました。いわゆる不完全燃焼でした。そんな僕がテニス部を引退した後に、以前から誘われていたラグビー部へ入り、後悔のないように部活動を全力でやりたいと思いました。

 そこで今日は、僕がラグビー部に行き、見つけた「全力」を紹介したいと思います。ラグビー部では、体を鍛えるトレーニングとして、タイヤをタックルの体制で一分間押すメニューがあります。時間が経つにつれて、苦痛がきます。次に休憩したくなり、自分との戦いになります。そして、目の前にいるI.Kに追いつきたいと思い始め、自分との戦いに勝ちます。それでも限界が来ました。僕はその瞬間に「これが全力なんだ」と気付きました。全力とは、まず表面的なつらさが来ます。その次に内面的なつらさが来ます。それを乗り越えて限界になり、ぶっ倒れる。これこそ、僕が考える全力です。みなさんもそんな全力を味わいませんか?少なくとも部活動に入れば、全力になれることは可能だと思います。部活動に入っていない人は、部活動に入って全力になれる経験をしてみてはどうでしょうか?