2017年2月20日月曜日

今週ののぞみ寮 第17号

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 初めての試みではないでしょうか!?女子寮の合同礼拝が2月15日・16日の二日間行われました!この企画を知らされた女子寮の先生達は大喜び。みぎわ館・めぐみ館でパキっと別物になるのではなく、2つでのぞみ寮の女子寮としてもっと一緒にいろいろやっていきたいなぁと話していた最中の、礼拝委員M.YさんとS.Hさんからの提案でした。自分の館のやり方しか知らないのでは視野が狭すぎる。自分たち2人だけが訪問し合って体感してくるのも物足りない。一層のこと、全員で訪問し合って、体感しあって、いいとこ吸収し合ったらいいじゃないか!と企画してくれたようです。ありそうで、なかった「礼拝にお邪魔します。」は予想以上に和やかで温かい礼拝となりました。
 これまで過ごしてきた、その「過ごし方」はそれしかない訳ではありません。その「過ごし方」しか、してはいけない訳もありません。もっと良く、もっと素敵に、もっと温かく、もっともっと過ごしやすくしていけばいいのです。「これまで」に何もこだわる必要はありません。大切なことは大事にすればいいし、してほしい。でも、変えたらいいところはグッと大胆に変えていけばいいのです。みぎわ館にはみぎわ館の、めぐみ館にはめぐみ館の素敵な所がいっぱいあります。互いに訪問し合って、もっともっと交流し合って、もっとずっと暮らしやすい、素敵なのぞみ寮のみぎわ館・めぐみ館創りを、ここに暮らす寮生も寮務教師も一緒になって楽しみながら取り組んでいきたいと思えた素晴らしいひと時でした。第二弾、第三弾と続き、こういう事が当たり前になってくると嬉しいなぁ!

 

 

 

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 2月17日(金)の夜、友愛館で2年生を対象にセクシャリティ教育が行われました。セクシャリティ教育はのぞみ寮で大切にしている物の一つです。今回のテーマは、「妊娠・出産」。澤野先生が講師をして下さり、「君らが生れた確率ってどれくらいか知ってる?宝くじで10億円当たる確率の方がずっとずっとず~っと高いねんで!」と、今私たちがここに居る奇跡から話は始まり、12月に生れたばかりの堀越先生の長男のSくんがゲストとして登場。彼の登場に2年生達は大興奮。入場だけで「おぉ~!」と地鳴りのような歓声が……(そんな中、静かにみんなを見渡していたS君はかなり大物です!)。「抱っこしてみたい人~」と言われて、のぞみ寮生が手を挙げない訳がありません。「わ~!かわいい!」「わ~!ちっちゃい!」「あったか~い!」と感動の連続です。堀越先生から、妊娠を知った時の喜びや生まれてきた時の感想、今S君に思う事など聞かせてもらいました。話を聞く寮生たちの顔は真剣そのもの。その顔を見ていると、自分たちがいかに愛されてここに居るのか、どれだけ大切にされて今を生きているのか知ることができたのではないかと思います。そして、いかに生きるか、自分を大切にして生きるという事がどういうことなのか、そのヒントを大いに得られたのではないかと思います。
 あっという間に終わったように感じたセクシャリティ教育。学んだ事をしっかり胸に留め、一人ひとりがここでキラキラ輝いて過ごしていってほしいと思います。解散後、S君を抱っこしたい!の列ができたことは言うまでもありません(笑)。

 

 

 

 体験入寮に2年生のI.S君が来てくれました!2月19日(日)~24日(金)までの5泊6日大望館での体験です。19日の夕食からみんなと一緒に暮らし始めました。この夕食時は大望館2年生達が全員でI君を囲んでの夕食で、「ようこそ!」の気持ちを込めて、「かんぱ~い!」とお茶で元気に乾杯から始まりました(写真が無いのが残念!)。I君の体験入寮を心から喜んで迎えている大望生の姿は、見ているだけでもとっても嬉しいものでした。ウェルカムをしっかりきっちり表現できるのぞみ寮生、本当にステキだなぁと改めて思いました。

0017_09 もう一つ、この日の全体礼拝で2年生の男子が奏楽デビューをしてくれました。初めて全体礼拝でピアノを弾くのですから緊張して当然。本人曰く、「ガチガチ」だったそうです。始まった前奏は、つまづき、立ち止まり、弾き直し……本人的にも「あ~、やっちゃった…」と評価したくなるものだったようです。が、前奏が終わった途端沸き起こった大きな拍手。照れながらその拍手に応えた彼。ふっと心温かく、笑顔にさせてくれる瞬間でした。
 大きな拍手は「よく弾ききったぞ!」「それでいいぞ!」と彼を讃えているように聞こえました。きっと、いつもよりずっとできの悪かった奏楽に、緊張しているとはいえがっかり肩を落としかけた彼の心に力をくれた拍手だったのでは、と思います。礼拝後、彼に声をかけました。「弾いてるときは上手くできなくてわ~!と思ったけど、今は失敗もありだな。まぁ、いいかなって思えてる。」とのこと。「拍手が力になった?」と聞くと、「ふふふ」と照れていました。いろ~んな所で、のぞみ寮生って本当にステキです!

 

 

 

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0017_12 のぞみ寮内で猛威を奮っていたインフルエンザもいよいよ一段落しました。ホッとします。2月になった途端に始まったインフルエンザの猛攻撃。手洗い・うがい・マスク着用の徹底を促し、病人は別室で過ごしてもらい、毎日のように「体調悪い人いない!?熱は!?」と聞いて回り……。ようやく落ち着いた日常がやって来た感じです。ほつ。
 そして、2月の頭に企画されていた部屋替えが、2月の後半になってようやく全館完了しました。50回生を迎えるための部屋替えです。今からのぞみ寮では3年生を送り出す準備と、新入生を迎えるための準備を着々と進めていきます。あ~、みんなが元気って本当に嬉しい!