2016年12月14日水曜日

めぐみ館通信 2016年12月10日 第67号

クリスマスを迎える喜びの中で
 第4テスト終了後は、クリスマスを迎える喜びを共にしながら過ごしています。
 のぞみ寮クリスマスに向けて、2年生が中心となって取り組みが進められました。

1210_me01 世代交代をして2ヵ月近くです。自分の担うべきことを、責任を持って行っている姿を見ながら、自分たちのことだけでせいいっぱいだった1年前のことがなつかしく思い浮びます。一人ひとりの成長を感じます。
 年齢を重ねた今でも、私は失敗することを怖がっています。できるなら逃げ出してしまいたいと、自分の弱さにくじけそうになります。投げ出したい気持ちを持ってしまいます。でも逃げ出すことは、現実にはできません。もちろんやり遂げたときの達成感も経験しています。無力であることもよく知っています。たくさんの方に支えていただいて今の私が存在しています。毎日を神様に守られて過ごせること、感謝です。
 ブロック長が「めぐみ館のテーマ」を発表してくれました。(以下文面あり)それぞれの持つ個性を合わせて、どのようなめぐみ館を築いていくのか失敗を恐れず、それぞれの弱さを認め、受け入れあって、関わりを深めてほしいと願っています。(小菅)

 

 

 

♬キャロリング隊がやってきた♬

 めぐみ館に、のぞみ寮キャロリング隊(50名)の賛美の歌声が響き渡りました。クリスマスを迎える喜びを共感できる恵みのひと時です。

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めぐみ館テーマ「大きなかぶ」  ~それぞれの個性を合わせて~

2年 めぐみ館ブロック長 S.N
 今年のめぐみ館のテーマは「大きなかぶ」です。ロシア民話で有名なお話です。おじいさん、おばあさん、孫、いぬ、ねこ、ねずみと様々な登場人物が力を合わせて「大きなかぶ」を抜くという話です。
 私たちは、様々な登場人物が同じ目標をもって、みんなでせいいっぱい取り組んでいるところ、そして登場人物は違った性格でありながら、同じ家で暮らしているところに、自分たちとの共通点を見つけ注目しました。私たちも「めぐみ館」でそれぞれの役割を持ちながら生活しています。学校に行けば学年、クラス、部活等異なり、それぞれに過ごしています。
 このお話を初めて読んだ時、ねずみを呼んで来て「大きなかぶ」が抜けるとは、誰も想像しなかったことでしょう。
 登場人物は増えていきますが、それぞれの持つ力は、一見後退しているようにも思えます。ですが、ねずみのように小さく弱くても、その目標には必要な存在なのです。
 もしこの家にねずみが住んでいなかったら「大きなかぶ」を抜くのに、もっともっと時間が必要だったかもしれないし、もしくは抜けなったかもしれません。そしてこの「かぶ」は土の中にあって、どれくらい大きなものかわかりません。やってみないとわからないというのは、少し怖い気もしますが、一人ひとりが素晴らしい個性を持つめぐみ館生が、力を合わせれば、想像以上の「大きなかぶ」を抜くことができるでしょう。私たちの物語はここから始まります。

 

 

一年生クリスマス共同製作~力を合わせて~

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 第4期テストを終え、心地良い解放感がそれぞれの表情から感じられます。各館の1年生はのぞみ寮クリスマスに向けて、毎年友愛館のクリスマス会場づくりの大事な役割の一つ、製作活動に取り組みます。一つの目標に向かって力を合わせて、自分たちで考えて取り組む始めての共同活動になります。テーマは「童話の世界へようこそ」。
 5日間の限られた時間を有効に使いながら、和気あいあいと活動している1年生の様子がとても愛おしく思えました。
 一つ一つの経験を糧に、成長を感じる瞬間に立ちあえる喜びを感じています。(小菅)