2016年7月6日水曜日

みぎわ館通信 2016年7月3日 第244号

新しい部屋で新しい出会いを
 気が付けば7月に入り、生徒たちは第2定期テストへ向けて取り組み始めています。テストが終われば、待ちに待った夏休みまでのカウントダウンが始まります。楽しい夏休みを迎えるためにも、定期テスト、頑張りましょうね!!
 さて、6月22日(水)、今年度最初の部屋替えが行われました。新しい部屋割り表が貼りだされると、一目散に駆け寄ってきたみぎわっ子たち。新しい部屋のメンバーが分かると、「よろしくね!」と、声を掛け合っていました。部屋替えは年に3回あります。その都度、新しい部屋のメンバーとの生活が始まります。今回の部屋替えから3年生は、自分の進路実現に向けてしっかり取り組んでいけるように、3年生だけの部屋になりました。2年生は1・2年生部屋のリードを任される立場になりました。1年生は最初の部屋替え。2年生の背中を見ながら、もっともっと成長していって欲しいと思います。
 部屋が一緒になれば、相手との距離はぐっと近くなります。近くなることで、互いに今まで気付かなかった所がたくさん見えてくるでしょう。それは、相手の素敵な所かもしれないし、もしかすると苦手だと思う所かもしれません。自分と違う価値観に戸惑ってしまうかもしれません。でもそれは、相手のことをもっとよく知れるチャンスです。色々な考え方に出会えるチャンスだと思います。今まで自分の中には無かった考え方や価値観にたくさん出会って欲しいと思います。その出会いが、きっと新しい自分へと成長させてくれるはずです。(小林)




部屋替えしても……大好き!

 部屋替えをして数日経ったある日の消灯後、点呼をしに各部屋を回っていました。
 3年生の生徒の部屋に点呼に行くと、黙々と机に向かって勉強中……。「いよいよ3年生部屋になったね~!勉強に集中できるね!」と声をかけると、「そうですね!でも、1年生の〇〇が、私のところに、〇〇さ~ん!って遊びに来ます!(笑)」と答えました。その表情はとっても嬉しそう。にこにこしながら話してくれたのです。遊びに来る1年生とは、この間まで同室だった部屋の子。1年生が3年生の彼女のことを、大好きで大好きで仕方が無いという気持ちがとっても伝わってきました。また、3年生の彼女も1年生のことが本当に可愛かったんだなあという気持ちがたくさん伝わってきました。先輩後輩が、こんなに仲良く生活していたんだということを実感できた瞬間でした。
 部屋替えをしても、「〇〇さん元気かな?」と思う後輩、「〇〇は仕事、ちゃんと出来てるかな?」と気遣う先輩の姿が至る所で見られます。こんな素敵な関係が築けるみぎわ館って本当にいいなと思いました。この関係が、あったかいみぎわ館を築いていくのだと思いました。(小林)



部屋替え前の最後の夕食☆
 部屋替えが行われるその日の夕食は、部屋ごとに集まって食べる習慣があります。いつもは学年ごとに集まって食事をしていますが、この日は特別!みんな部屋の仲間と楽しくおしゃべりをしながら夕食を楽しんでいました。

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礼拝のお話
~礼拝のお話から学ぶこと~   S.N(2年)
 
今、私がしているこの礼拝のお話、皆さんはどう思いますか?
 私は、礼拝のお話が嫌いでした。私が礼拝のお話に抱いていた思いは、「考えるのも、聞くのも面倒。文章力が無いから嫌だ。そもそも人の前で何かをするのは嫌いだから進んではやらない」といった感じでした。そんな事を思いながら、毎日毎日礼拝を過ごしていました。
 でも、最近気付いたことがありました。礼拝のお話について、私の内で新たなる想いが生れたのです。嫌でもその場にいる以上、少しはお話が耳に入ってきて、その人が話している内容と今の自分の状況が一緒で、少し興味を持って最後まで聞いてしまい、「なるほど、そうすればいいのか。」と、お話によっては解決策が導き出せたのです。それによって、私は救われることもありました。
 お話は面倒ですが、することによって誰かを救ったり誰かに救われたり、笑わせたり笑ったり、悩みを軽くしたり学んだりすることが出来るのです。興味の無い話でもぼんやり聞き、少しでも頭の中に残っていると、もしかしたら自分の人生で役に立つかもしれません。