2016年5月12日木曜日

めぐみ館通信 2016年5月11日 第54号

ゴールデンウイーク☆
 寮祭が終わり、ゴールデンウィークに突入しました。みんなほっと一息だったのではないでしょうか。1年生は特に、です。入寮してから寮祭までのおおよそ1ヶ月間、1年生の帰宅はできません。寮生活に慣れてもらう為、仲間との絆を育んでもらう為、自分なりのリズムをつかんでもらう為……理由は沢山ありますが、とにかくお家に帰れない1ヶ月間がありました。この1ヶ月、入寮礼拝に始まり、対面式にオリキャンにスポーツ大会に、寮祭の練習の日々に寮祭にと片手では足りない位行事三昧。忙しかったと思います。
 めぐみ館の1年生達、誰一人遅刻せず登校し、欠席・早退もほとんどなくこの1ヶ月を過ごしました。すごいです!寮ではホームシックで涙したり、突然始まった集団生活に圧倒されたり、心の中も頭の中も大嵐状態だったのではないかと思います。でも、それでもとっても逞しくこの期間を乗り切りました。すごいです!これはめぐみ館のあたたかい雰囲気が、1年生を包み込み、喜びも辛さも、苦しみも幸せも共感し支え・助けてくれる先輩達がいてくれたからこそなのではないかと思います。ふっと覗いたある夜のラウンジで、1・2年生が一つのソファーにぎゅうぎゅう詰めになって座りテレビタイムを楽しんでいたのを見かけたことがありました。1年生が寂しい思いをしないように、孤独を感じないように、いつでもサポートできる心の距離で立ち続けてくれていた2・3年生には本当に感謝です。ありがとう!
 GW明け、学校でも寮でもいよいよフェスティバルに向けて(あ、でもその前に第一定期テストです!!)もっともっと本格的に動きます。忙しくても自分を見失わず、1年生の事を心に留め続けて、温かいめぐみ館であり続けてほしいと思います。
 さてさて、GWです。寮生の大半は自宅に帰ります。家でしっかり羽を伸ばし、リラックスし、エネルギーを補充して、また寮に帰って来てくれることでしょう。そして寮生の少数は寮に残って過ごします。めぐみ館のその数4名。長期休みの寮開放期間並みの少なさです(笑)。あまりの少なさに何だか寂しいなぁと感じましたが、でも少ないからこそできることがあったのです!!
 5月1日夜、みぎわ館生から声がかかりました。「夜、みぎわにおいでよ。」と。なに、なに、と話を聞くとなんとその日はみんなで餃子パーティをするのだとか。それはぜひ行かなくては!と、めぐみっ子と小菅先生とでみぎわ館にお邪魔しました。普段は自分の住む館以外への立ち入りは厳禁です。寮生であっても他館への出入りはできません。なのに、今回は4人しかいないことが功を奏し、みぎわ館の館内行事に参加させてもらう事ができました。そして、4人しかいないめぐみ館で大きなお風呂を沸かすのも大変だよね……ということで、みぎわ館のお風呂にもみぎわっ子と一緒に入らせてもらうことができたのです!これは4人だったからできたこと・・ラッキー!です。
 さて、その餃子パーティ。野菜を刻むところからみんなでしました。「どうやって切るの?」「このくらいでいい?」「このみじん切りデカ!!」「私たちって女子力あるよね~。」なんてかわいい会話をしながら夢中になって野菜刻みに励むめぐみっ子とみぎわっ子。小菅先生のお手本みじん切りに拍手を送り、負けぬ!と気合十分に包丁を握る手に力を入れるみんな。その集中力と一生懸命さがかわいすぎて笑ってしまいました(笑)。
 野菜刻みが終わると、餃子のタネをコネコネします。「どのくらいこねたらいいの?」と優しく優しくタネに触れていためぐみっ子に「糸弾くくらいコネコネしてね(笑)。」と言うと、「えぇ!?そんなに!?ムリだよ~。」と言いながら、地道にコネコネしてくれていました。そしてもちろん、いい感じに……。みんなで包んで、上手にヒダができたとか、包むの早い!とか、包むの1つでも大盛り上がり。中国の餃子のつつみ方講座も開かれたりもしていました。
 とうとう出来た山盛りの餃子、上手に焼いて、ペロッとみんなで頂きました。200個もある!(夕食後ですからね……)と思っていたのですが、200個しかなかったようです。あっと言う間になくなり、「もっと食べたかったぁ!」とのこと(笑)。餃子の締めには小菅先生からの差し入れのアイスを、争奪戦し、頬張り、満面の笑顔。めぐみっ子とみぎわっ子で、少人数でしたが、大盛り上がりのひと時となりました。
 野菜を刻むのも、こねるのも、包むのも、焼くのも食べるのも、みんなでやればすべてが面白いです。仲間と共に時間を過ごし、笑って食べて、話して笑って……館を超えて、ステキな時間を過ごさせてもらいました。ありがとう!次回はいつになることやら……それでも気長に楽しみにしています!(森口)

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