2016年1月27日水曜日

光風館通信 第464号(1月17日)

< 誕生日おめでとう! >

 1月10日(日)に10月誕生会を開催しました。

  今回のリクエストは『羽根付き餃子』でした。普通の焼き餃子では物足りなさを感じたらしく、羽根付きをリクエストしてきました。どんな形の羽根を付ければ喜んでもらえるか、考えていた時にひとつの餃子を思い出しました。それは福島県名物とされている“円盤餃子”です。餃子を縦に並べるのではなく、円を描くように並べて焼き上げるモノです。フライパンにびっしりと餃子を並べ、そこに薄力粉を水で溶いたとろみのある液体を流し込み、羽根を作りました。私自身、初めて作る料理だったので心配でしたが……お皿に移して、4人の目の前に出した瞬間、歓声が上がり、少しホッとしました。

0117_ko01 本当は10月中に開催したかったけど、1月になってしまいました。遅くなってごめん。開催が遅れたのには、理由があります。10〜12月は私物チェックが連日出て、22時30分消灯になっていた時期でした。自分たちで作ったルールを守れず、苦しみましたね。ましてや今回のメンバーは、4人中3人が生活規律委員です。そのルールが守れない中で誕生会の開催はしないと私自身が判断したためです。自己管理が出来て、メリハリのある生活が出来る。それが出来なければ、楽しむ時に思いっきり楽しめません。自己管理やルールをしっかり守ることが出来るから、楽しい時間を作り、みんなと共有したいと考えています。

 餃子の包み方講座をし、上手く包むことが出来ずに苦戦する4人でしたが……約100ヶの餃子を作り、平らげました。それにしても写真を撮る時に「あのさぁ、もうちょっと楽しそうな写真撮りたいから、少し笑ってくれるかな?」と何回言ったことでしょう。やっと集合写真で笑顔を見せてくれた4人を見て、楽しんでくれたようで安心しました。(片岡)

 

 

< たこ焼きパーティ&映画上映会 >

0117_ko03 1月9日(土)たこ焼きパーティ&映画上映会を開催しました。普段は談話室でテレビを観ながら、たこ焼きパーティを開催していますが……今回は特別に光風館ホールでプロジェクターを出して、良い音響機材を使用し、映画を観ながらたこ焼きパーティを開催しました。たこ焼きを約3時間作り続けながら、映画鑑賞をする。日常生活では出来ない、週末だからこそ出来る贅沢な時間です。この時間の中で仲間と会話すること、寮生ならではの大切なひとときだと感じています。それにしてもなぜこの写真もみんな、真顔なの?本当はもっと楽しそうな写真を撮りたかったのだけど。(片岡)

 

 

 

< 光風館スポーツ大会〜バスケットボール・フットサル〜 >

 1月8(金)バスケットボール大会、1月15日(金)フットサル大会を開催しました。新潟でもやっと雪が降り始め、朝晩は冷え込みます。外に出たら雪景色となっている近頃ですが、光風館スポーツ大会では、いつも汗だくになります。床や壁まで冷え切った体育館のはずですが、半袖短パンで走り回る光風生。その中には、半袖まで脱ぎ始めようとする人も……。それほどスポーツ大会に白熱し、腹を抱えて笑ってしまうプレイの連続が起きます。46回生と一緒に運動することも残りわずかで寂しいですが、楽しいひとときとなりました。(片岡)

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< 礼拝のお話 >

『音楽を聴くこと』K.T(1年)新潟県佐渡市出身

 みなさんは、音楽についてどう思いますか?音楽にはいろいろな種類があります。J-POP・K−POP・洋楽・ジャズ・クラシックなどいろんな種類があります。みなさんはどの種類の音楽が好きですか?僕は、J-POPが好きです。J-POPには、ノリノリの曲や感動する曲があるからです。ほかにも音楽を聴くことによって、心を落ち着かせることも出来ますし、集中力を高めることも出来ます。では、なぜ音楽を聴くことによって心を落ち着かせたり、集中力を高めたりすることが出来るのでしょうか?それには個人差があります。ある人は、音楽を聴いて心を落ち着かせることが出来る人もいますし、集中出来る人もいます。しかし一方では、音が邪魔で心が落ち着かない人もいますし、集中することが出来ない人もいます。

 みなさんは歌うことは好きですか?みなさんは、毎朝学校で讃美歌を歌っていますが、どのような気持ちで歌っていますか?「この歌の意味は何なんだろう?」と考える人がいるかもしれませんし、面倒くさいと思いながら歌う人もいるかもしれません。僕は、讃美歌を歌うととても心が落ち着きます。音楽を聴いたり、歌ったりすると個人差はありますが、心を落ち着かせることが出来ます。みなさんも音楽を聴いたり歌ったりして、心を落ち着かせてみてはどうでしょうか?

 

『人には輝く場所がある』 S.R(1年)茨城県水戸市出身

 みなさんは出来ないことがありますか?僕はあります。僕は、両手を使ったスポーツや作業があまり出来ません。その中でも、バスケが苦手で友達同士のバスケでは足を引っ張ったりしていました。ですが、そのバスケで自分が出来ることを考えてみました。そしたら、ドリブルやパスが出来なくてもシュートなら片手でも出来ることがわかりました。そして、片手でどこからならシュートが出来るかを考えて遠くからシュートが出来るか、練習をしました。初めは難しくて、たくさん失敗しました。ですが、練習をするにつれて、出来るようになりました。

 みなさんは“適材適所”という言葉を知っていますか?意味は、人をその才能に適した地位や任務につけることです。分かりやすく言うと、人は輝く場所がある。それがどんなに大きいことや無理だと感じてしまうことでも、努力をする事によって輝きます。みなさんも自分が出来ないと思っている中から自分が出来ることを探してみてはどうでしょうか?世界には、両手があまり使えない人が工夫をして毎日を暮らしていることも考えてみましょう。

 

『大勢の前で意見を述べるということ』 M.S(1年)新潟市中央区出身

 みなさんは、ミーティングでちゃんと手を上げ、自分の意見を周りの人に話せることが出来ますか?先日、一年生ミーティングで思ったことを話せない人が多くいました。なぜ、意見を話せない人がいるのかというと、意見が思い付かなかったり、意見はあるけど大勢の前で話すのが怖かったり、何の話をしているのかわからなかったりなど、いろいろな理由があると思います。自分もあまり人前で意見を話すことが苦手です。思ったことを話そうとしても、周りの目が気になって頭の中がゴチャゴチャになり、自分が伝えたいことを周りに伝えることが出来なくなることがありました。そういうことがあったので、自分は意見があるのに手を上げないで他の人の話しを聞いているだけで、尋ねられたら「“自分もAさんと同じ意見です”と適当に言っておけばいいや」と思って、あまり話し合いの中に入っていませんでした。

 自分が中学生の頃、部活内でトラブルがあったり、ダラダラと練習していたり、練習に来ない人がいたりしたので、部員全員でミーティングを開いて話し合いをしました。話す内容は、「これからの活動をどうするか?」という内容でした。「時間を守る」や「ちゃんと声を出す」など最初は何個か意見が出ましたが、だんだん意見が出なくなり誰も言わなくなりました。自分は「何でも始める前に確認をした方がいいんじゃないか?」と思い、それを隣にいた同級生だけにコソコソと話してみました。それを聞いた同級生が「それをみんなの前で、言えばいいじゃん」と言われたので、人前で話すのが恥ずかしくて戸惑っていましたが、勇気を持って手を上げ自分の意見を話してみました。すると、みんながその意見を共感してくれて、また他の意見が出ました。そしていろいろな意見が出て、このミーティングは良くなりました。

 みなさんも人前で言うのが怖いと思いますが、話し合いの中に入って勇気を出して思ったことを言ってみたらどうでしょうか?そしたら聞いた人もそれについて考えたりするのでもっといい意見が出ると思います。大勢の前で意見を述べることは、これからの人生に役立つと思います。社会に出れば、プレゼンや大勢の前で話すことがたくさんあると思います。今のうちに慣れたほうがいいと思います。