2015年9月3日木曜日

大望館通信 第242号(9月1日)

<二年生寮合宿>

 8月24日(月)に恒例の二年生合宿を行いました。合宿といってもメインの活動は大掃除です。いつもの掃除場所をより念入りに行ったり、普段はあまり手を付けていないところを掃除したりしました。

 今回の合宿では47回生の「チーム作り」をテーマにしていました。夏休みが明け、のぞみ寮の中ではいよいよ世代交代の準備が始まろうとしています。46回生がこの一年間で築いてきた大望館を、47回生が受け継ぐ時期が近づいてきたのです。47回生が一つのチームとして、47回生らしい寮づくり、寮運営をしていくための準備として今回の合宿がありました。そういった意味では、みんなで汗を流しながら寮の掃除をすることは、みんなで一つの目標に向かうというチームワークと、終わった時のきれいな寮内を見ての達成感を味わえたのではないでしょうか。みんながそれぞれ与えられた清掃箇所を、責任をもって掃除をしてくれたと思います。おそらく掃除と聞いて初めは気分が乗らなかった人が多かったかと思いますが、お互いにコミュニケーションをとりながら、掃除の分担をしたり、全然関係ない話で盛り上がったりしていたのが印象的でした。

 今週からは世代交代のためのミーティングが増えてきます。一人一人が、意見を持ち、どうしたらみんなにとって、よりよい大望館になっていくのかを議論していきましょう。3年生も自分たちが1年間行ってきた役割を2年生にしっかり引き継がせ、1年生も大望館の一員として関心をもち、積極的に寮生活を送ってほしいと思います。  (堀越)  

                     

 

<礼拝のお話>

N.Y  (1年 埼玉県川口市)

 出身地は埼玉で、趣味は生花やギターなど様々です。自分の名前の由来ですが、その前に、少し自分の生い立ちの話をします。私は九州で生れましたが、生まれて間もなく、養子(簡単に言うと、親と血のつながりのない子供のこと)として、今の「N家」に引き取られました。母が病気で、子供を産めなかったためです。母に電話で「Y」という名前の由来を聞いてみたところ、「子供が与えられない、苦しい状態の時に、教会の人や親戚、たくさんの人からの優しい祈りに支えられて、あなたを引き取ることができた。優しい祈りの中にある子どもだから。」ということを聞きました。それまでは、自分で勝手に「ほかの人に優しく祈れるような人になれ」っていうことなのかなと思っていましたが、たくさんの人の優しさの中で付けられた、感謝でいっぱいな名前でした。

 次に僕が敬和に入った理由ですが、中学校に行けていなかった自分が嫌で、そんな時に「自分探しの敬和」という言葉に出会い、興味を持ち、入学を決めました。

 敬和での目標は、たくさんの人と話をし、その人の良い所も悪い所もしっかり理解し、信頼し合える関係になっていくことです。その中で、分かり合えない人も出てくると思います。そんな人から目をそむけずに、真正面からぶつかり、切磋琢磨しながら成長していきたいです。

 

 

M.H  (1年 新潟県新発田市)

 生まれは兵庫、育ちは新潟です。新潟では親の転勤で三条、豊栄、魚沼、新発田と住んできました。趣味はネットゲームと読書で、スポーツは苦手ですがバスケは好きです。

 次に名前の由来を話します。僕の名前の由来は世界に響き渡るようにだそうです。今は良い所無しの僕ですが、いつか名前にそった事が出来るように、頑張っていきたいと思います。

 次に敬和に来た理由を話したいと思います。僕が敬和に来た理由は、中学時代に学校に行っていなかったからです。勉強もせずにゴロゴロしていたので他の高校には完全に行けない状態でした。寮に来た理由もその生活を直すためです。なので今後の目標は、自立も含めて寮での生活をしっかりしていくこと勉強をサボらずやっていくことです。

 

 

M.T  (1年 新潟県村上市)

 出身は新潟県村上の端の方です。誕生日は3月29日です。始めに名前の由来をお話しします。名前の拓は開拓の拓で、真は真実という意味だと、小学生の時に聞いた気がします。

 敬和に来た理由は、親に勧められて、従兄弟も良い所だといっていたり、兄も来ているからです。他にも労作など、他の学校にはない授業があるというのも理由です。

 敬和では労作などの行事に積極的に参加したいと思いましたし、中学校の頃のようにならないように勉強などにも力を入れていきたいと思いました。

 

 

O.T  (1年 京都府宇治市)

 若橅クラス、部活はラグビー部です。中学校では3年間剣道をやっていました。

 今日はまず、自分の名前の由来について話したいと思います。Tという名前はそれほど珍しい名前ではありません。光風館にもTくんがいます。しかし、僕の名前のこのTという字は、なかなか見たことがないと思います。このTという字は、父の予備校時代の先生が、よく使っていた字だそうです。この字に興味をもった父は、将来自分の子どもにこの字をつけたいと思ったそうです。このTという字は一般的な、力が強いという意味では無く、踏まれても踏まれても、そこで一生懸命生きている雑草のような、生命力のある強さを現しているそうです。また、僕の父は牧師なので、聖書の言葉を入れたかったそうです。コリントの信徒への手紙二12章10節で、キリスト教の宣教師であったパウロは、「自分は弱い時にこそ強い」。こういった言葉を遺しています。この言葉は、人は悩みを抱え苦しみ、つまずいたときに、初めて神様の支えに気づき、神様の御言葉によって、自らを強めることができるという意味だそうです。なので、どんなに苦しいことがあっても、それを神様の力によって強められ、乗り越えてほしいという思いが込められているそうです。

 次に、なぜ僕が敬和に来たかをお話ししたいと思います。僕は最初、兄と同じ地元の公立高校に行こうと思っていました。しかし、そこに入るには学力的にもギリギリで、学校も毎週土曜日まであったので、あきらめました。また、僕の知り合いに敬和の卒業生がいたのも一つの理由です。

 最後に、これからの目標を言います。若橅クラスのみんなに声をかけて横のつながりを創り、全員がクラスに入りやすいような雰囲気にしていきたいと思います。また、寮ではお互いにぶつかり、悩むこともあると思いますが、同じ大望館の友達や先輩たちと協力しながら頑張って乗り越えて行きたいと思います。

 

 

T.Y  (1年 新潟県長岡市)

 出身は、新潟県長岡市です。中学校では、生徒会の副会長と野球部部長をしていました。趣味は運動すること、小説やマンガを読むことです。

 まず、名前の由来を話します。僕の名前の由来は、マタイの福音書6章33節の「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それらすべてのものは与えられます。」という聖書箇所からとって、義なる基督という意味でつけられました。

 次に、敬和に来た理由を話します。僕が敬和に来た理由は、去年のフェスティバルとオープンスクールを見に来て、とても楽しそうだったからです。僕は楽しいことが好きなので、楽しく過ごせる学校に通いたかったので敬和にしました。親も自分が行きたいところに行けばいいと言ってくれたので敬和にしました。

 最後に、今後の目標について話したいと思います。今後の目標は、楽しく過ごすことです。友達と仲良くしたり、何事も楽しめたりする人になりたいです。

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