2017年11月14日火曜日

今週ののぞみ寮 第48号

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 11月9日(木)男子寮、女子寮でわかれて合同の行事を行いました。平日に行事を行うことは滅多にありません。特別なことがあるときだけです。今回は何が特別だったのか?寮体験プログラムです。15名もの通学生が参加してくれたこともあり、生徒たちからの要望で歓迎の意を込めて行事をしたいと言うことでした。なんてことありません。なんだかんだ言って遊びたいだけです。男子寮は体育館で、男子寮対抗大運動会を行いました。内容はリレー、ドッチボール、いす取りゲームです。リレーは途中で野球バットが導入され、ぐるぐるバットリレーになりました。なんともシンプルな遊びですが、そのシンプルさがよかったのか、大盛り上がりで肌寒かったはずの体育館も男の“にほい”と熱気でいっぱいになりました。こういう遊びで真剣になれる高校生がいる、のぞみ寮ってやっぱり最高です。

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 女子寮合同で行った行事は、寮体験ウェルカムパーティ&ハローウィーン仮装パーティです。いつもより10分早く礼拝を行い、行事開始までの20分ほどで仮装をし、旧ランチホールに集合した女子寮生たち。かわいい動物の耳をつけた人やら、顔にいっぱいペイントしている人やら、捨てる予定だった破れた服に赤い絵の具をつけまくっている人など様々で、その出で立ちだけでも十分に楽しませてもらいました。

 何が入っているか分からない箱に手を入れ、中身を当てるゲームをしたり、スプーンにピンポン球を乗せてリレーをしたり、のぞみ寮生らしくいっぱい笑って、楽しんだひとときとなりました。遊び自体はとっても地味(?)なものなのですが、それを寮生がすると途端にスペシャルに楽しいものへと変わります。なんでもないものを特別なものに変えることが出来る寮生の力は本当にすごい。近くで寮生の姿をいつも見せてもらっている私ですら、あこがれずにはいられません。

 

 

 

 

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 のぞみ寮に新しい仲間が増えました。先週行われたのぞみ寮を体験し、入寮を決意してくれました。彼は、光風館で体験プログラムを経験しましたが、入寮したのは大望館です。なぜ?光風館が嫌だったのか?違います。人数のバランスの都合で大望館になったわけです。これに落胆したのか光風生です。「入寮を決意してくれました」と寮担任から光風生に宣言したとき、大歓声が起こりましたが、大歓声の中、「でも、大望館になります」と続いたとたん、大ブーイングだったそうです。しかし、こればかりは事情というのがありますので・・・。ごめんなさいとしか言えません。とにもかくにも、新しい仲間が増えると言うことは、生徒にも教師にもこれほどの恵みはありません。この出会いの時を大事にしていきたいと思います。



2017年11月7日火曜日

めぐみ館通信 2017年11月3日 第86号

「仲間と共に過ごす毎日から」

 今学期も折り返し。同じ場所で、同じ時間を仲間と共に過ごす毎日を積み重ねています。1年生の生活も半年が過ぎました。半年を仲間と過ごす関わりの中で、今まで閉じ込めていた感情や、芽生えた感情を語り始める生徒が出てきました。「少しお話したいです」と個別に話したい時間を求めてきます。悩みに直面し誠実に向き合おうとしている彼女たちの表情は真剣です。一人一人の話に耳を傾けながら、その誠実さに私も心を新たにされます。語り始めることは、成長のサインであり、チャンスであると思います。考えぬいて、悩みぬいて、歩んでほしいと願わずにはいられません。「スマホが使えるなら、こんなに悩まないと思うし、考えず、ずっとスマホに逃げていたと思う!」としみじみと語る生徒がいました。「でもこんな状況ってラッキー!だと思う」と、なんとも前向きです。どっぷりと人と関わる環境の寮生活の中で、悩みながら、壁にぶつかりながら、心揺さぶられる経験を重ねてほしいと強く思います。そして私も立ち止まらずに、前を向いて歩んでいこうと励まされています。(小菅)

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「新たな出会いに日」~2回目の部屋替え~

 部屋替えの度に増えていく荷物。「一体、この荷物どこに収まるのだろう?」廊下に積み重ねられた荷物見ながら心配してしまう私ですが、そんな心配をよそに、次々に手際よく新しい部屋へ移動して行きます。終わった人は、さりげなく友達の手伝いへまわります。気持ちのいい姿です。
 同室になったことで発見する仲間の新たな一面を感じながら、関わりを深めてほしいと願っています。(小菅)

 

 

礼拝のお話

「伝えられなかった言葉、持てなかった勇気」  1年 H.W

 皆さんには今、“何かを伝えたい相手”がいますか?例えば“ありがとう”や“ごめんなさい”などです。人によって伝えたいことは様々だと思いますが、わたしには“ありがとう”と“ごめんなさい”を伝えなければいけなかった人がいます。 

 その人は、中学1年生の時に知り合い、同じクラスになったことがきっかけでとても仲良くなりました。その人以外にもたくさん友達が出来、毎日楽しく過ごしていたのですが、中学2年生になった時、部活の先輩、後輩関係がうまくいかなくなり、私は人と関わるのが苦手になってしまいました。そんな私から周りはどんどん離れていき、仲良くなった友達とも以前のように話せなくなりました。

 しかし、その友達はいつも私に声をかけてくれました。ですが、私はどう返せばいいのか分からずにあいまいな返事をしていました。3年生になってクラスが変わっても毎日声をかけ続けてくれました。その頃の私は、毎日声をかけてくれる友達に対して、なぜか「暗くなった私をバカにしているのでは?」と勝手に思い込み、そっけない対応をするようになりました。

 でもそのような対応をとった私は後悔することになります。その友達は、私がそのような態度をとったことに対して“冷たくされた”と感じそのことを人に相談しているのを聞いてしまったからです。その友達は、私をバカにしていたのではなく、ただ心配をして声をかけてくれていたことをあらためて知って、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 次は絶対に謝って、いつも声をかけ続けてくれていたことにお礼を言おうと思っているのに、その友達に話しかけられてもいつもと同じ対応をとっていました。次こそは、次こそはと思っているうちにあっという間に月日が経ち卒業式を迎えました。進学先は別だったので、会えるのは卒業式が最後になります。しかし、卒業式でも勇気が持てず、結局伝えられないまま終わってしまいました。

 今でもこのことをとても後悔しています。伝えたくても伝えられないとずっと後悔することになります。今、何か伝えたい人がいる方は、迷わずに伝えてみてください。それは勇気がいることですが、きっと伝わるはずです。この友達に会う機会があった時、今度こそ、きちんと“ありがとう”と“ごめんなさい”と伝えたいと思っています。

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